⑥光触媒

太陽の光(紫外線)によって親水性が生み出され、

汚れが付きにくく、付いた汚れも雨で流されます。

「太陽が洗い、雨が流す」

自然の力でセルフクリーニング効果があり、

環境にも優しい塗料です。



コストが高めで、日光の当たらない場所や

雨水が当たりにくい壁などは効果が薄くなります。

塗膜が硬いため、モルタル壁には適さない塗料です。

⑤ピュアアクリル

国内では希少なピュアアクリル樹脂から作られている塗料です。

塗料の種類にもよりますが、最低10年以上の 耐久性があり、

最長20年の耐久性があります。

高耐久性でありながら、防水に必要な高弾性を有しており、

非常に優れた塗料と言えます。



トータルメリットが大きい分、コストも高めです。

純度の高い樹脂を使用した水性塗料のため、

施工時の温度・天候など、環境に応じた施工が必要で

冬場の施工には工期がかかります。

③シリコン

価格と機能のバランスが良い塗料です。

柔らかさ(弾力性)があり、 耐久年数もある程度あります。

30年以上家を維持していくのなら、最低限、

このシリコン塗料以上の塗料を選択した方が良いです。



次の塗り替え時期までの充分な耐久性がなく、

弾力性が10年満たないくらいで失われるので、

建物を守り続けるのに不十分な場合もあります。

②ウレタン

一般的によく使われる塗料です。

塗膜に光沢があり、 膜厚に塗りやすく、

価格と機能のバランスが良いものです。

柔らかく密着が良いという性質があるので

下地によっては細部の塗装に適してるといった

メリットもあります。



ただし、アクリルと同じように耐久年数が短く、

変色の可能性もあり、長期的な外観維持には不向きです。

①アクリル

価格が安く、塗装工事がし易いのが特徴です。
透明性があり、元の素材の色をいかすこともできます。


防水効果もありますが、耐久年数が短いため、
定期的な塗り替えが必要です。
逆を言えば、経済的で重ね塗りができるため、
短いサイクルで別の色に塗替えることができるとも言えます。


弾性アクリル塗料もあり、ひび割れには優れています。